アカウントハック予防法


 前回からだいぶ間が開いてしまいました。
 まあ、いろいろと理由がありますが……自宅の非FF11用パソコン(以下PC)が漢字を全部忘れた、とかorz。
 ちなみに、上記PCですがHDDは購入したものの、未だに修理しておりません^^;。
 そんな状態で、なぜこの記事を上げているかといいますと、携帯から投稿できるかテストも兼ねての投稿だったりします。


 さて、今回はアカウントハックの予防のお話です。
 最近、身近で被害に遭った方のお話を聞くことがありましたので、参考までに。


 もともと、自宅のPCにはファイアウォールソフトウェア(ZoneAlarm:無料)と、ウィルス対策ソフトウェア(avast! 4 Home Edition:無料)をインストールしています。
 両ソフトウェアとも、FF11を動かしていても基本的にきちんと動作してくれるのですが、全画面モードで動作している場合、不意の警告メッセージでFF11クライアントが稀に落ちたり(ZoneAlarm)、パターンファイル更新時に動作がスローダウンしたり(avast! 4)することがあります。
 まあ、両ソフトとも無料ですし、安心には替えられないということで妥協しています。


 あと、Windows Update及び必要なプラグインAdobe Flash Player)等のアップデートも、定期的に行っています。
 一見面倒な作業ではありますが、安心して遊ぶために「必要なもの」と割り切ってます。


 以上の環境で問題なく遊んでいたのですが、ある日、このPCでFF11関連のBlogを見ていた人が、何の気もなしにBlogに張られていたリンクをクリックしてしまいました。
 上記のファイアウォールソフトウェアやウィルス対策ソフトウェアから警告等はありませんでしたが、表示されたのが英語のページということもあり、何となく気持ち悪かったので追加で対策を行うことにしました。
 以下、その時の手順です。


1.ウィルスチェック
 まず対策を行う前に、PCにウィルスやスパイウェア等がインストールされていないかチェックします。
 キーロガー(キーボードからの入力を監視して記録するソフトウェア)なんて仕掛けられていたら、POLパスワードをどんなに変更しても無意味ですからね^^;。


2.IPフィルタソフトウェアの導入
 IPフィルタソフトウェア(PeerGuardian2)をインストールします。
 ソフトウェアの機能や導入の詳細な手順等、詳しくは「リネージュ資料室」さんを参照してください(手抜きf(--);)。
 なお、全画面モードでFF11を動かしている時に、このソフトウェアの自動更新機能が動くと、FF11クライアントが全画面エラーで落ちます^^;。
 これを防止するためには、FF11クライアント起動前にこのソフトウェアを手動更新するとよいかも知れません。
 余談ですが、このソフトウェアをインストールして「リネージュ資料室」さんと同じ設定をすると、Wikipediaがアクセスブロックされるようになりますので、Wikipediaを利用される方は、WikipediaIPアドレスを除外するよう登録する手順が別に必要になります。


3.POL Viewerの起動&FF11クライアントの起動
 この段階でPOL ViewerまたはFF11クライアントのアクセスがPeerGuardian2によってブロックされる場合、既にアカウントハックされている可能性が高いです。


4.POLパスワードの変更
 POLパスワードを変更します。
 できれば、この手順はPS2で行った方が安全です。
 最高16文字まで入力可能ですので、最低でも8文字、できれば16文字のランダムな英数字の組み合わせを新しいパスワードとして入力しましょう。
 ランダムな英数字ということでメモが必要になるでしょうから、書き写す時に間違いやすい「1(数字)」/「l(小文字のL)」/「I(大文字のi)」/「0(数字)」/「O(大文字のo)」あたりは避けておくのが無難です。


 追記になりますが、アカウントハックはPCでの利用者だけの問題ではなく、PS2利用者やXBOX利用者でも発生しています。
 この場合、ネットカフェ等でFF11をプレイした時に、そのPCにキーロガーが仕掛けられていたりということでアカウントハックされることが多いようです。
 どのクライアント(PC/PS2/XBOX)かに関わらず、ネットカフェ等でFF11を利用される方は、自宅環境に戻られた時にPOLパスワードを変更された方が無難かと思います。


 なお、上記手順はあくまで、私ができるだけ安全にFF11を楽しむために行っていることであり、「これをやれば必ずアカウントハックは防げる!」ものではありませんので、そのあたりはご注意ください。


 それでは。